テキサス・チェーンソー(悪魔のいけにえリメイク版)
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ビッグ・バグズ・パニック
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1. 2010/05/27 「テキサス・チェーンソー(悪魔のいけにえリメイク版)」
分類: B級映画
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当レビューはラストまで詳細な描写を記載しています。
閲覧される方は自己責任で了承した上でご覧ください。
尚、ラストは隠してありますがカーソル反転させると読めます。
今回のリメイクは上手く出来たのでしょうか?
「30年間、事件の資料は警察未解決事件の棚にあった…」などと暫くナレーションが流れてメインタイトル。
1973年8月18日、コンサート会場へ向かう5人の若者が田舎道のドライブを楽しんでいます。
ヒロイン、メガネ、イケメン、髭面、チャラ子は、道のど真ん中を歩いている自失状態の「女性」を拾いますが、
彼女は「皆、死んだ」と呟き震えて泣くだけです。
そして車の進行方向に「そっちに行かないで」と叫び、恐れ戦く彼女は隠していた拳銃を取り出して口に咥えて…
銃弾は「女性」の後頭部を吹き飛ばしリアウインドに大穴を開け、パニくった5人は落ち着くために車を停めます。
警察に届ける届けないで口論になり、結局警察に届ける事にした彼等は死体を乗せたまま走り続ける事に。
通りがかったスタンドの電話を使わせてもらったところ、電話に出た「保安官」は、
今、自分がいる「製粉所」まで死体を届けに来て報告しろ、との事。
「製粉所」に着いた一行は「保安官」を探しに中に入って行くのですが、いたのはみすぼらしい格好の「子供」だけ。
「子供」が言うには「保安官」は家にいるとの事で「髭面」と「チャラ子」が家へ向かいます。
…そろそろ来ますかね「レザーフェイス」…
応対する車椅子の「老人」が言うには「保安官」は不在で「髭面」と「チャラ子」は保安官事務所に連絡を取りますが、
事務所に不在の「保安官」は30分後にやって来る事が分かっただけ。
そして「チャラ子」が「老人」の手助けをしている間に、家の中を歩き回る「髭面」は、
背後から忍び寄った「レザーフェイス」に後頭部を一撃されて即死。
…カメラワークが普通過ぎて、狂気が不足気味…
当の「保安官」は直接「製粉工場」へ到着していて高圧的に対応し、ヒロイン達の説明を信じる様子はなし。
「メガネ」と「イケメン」は死体をパトカーのトランクに運び入れ、この件は終わりかと思われます。
一方、行方不明になった「髭面」を探しに「チャラ子」が森の中を歩きますが、当然見つかるわけもなく、
結局「製粉所」の仲間の元に帰ってきます。
「チャラ子」の「もうすぐ保安官が来る」の言葉に仲間達は「もう来て死体を運んで行った」と返し不審な表情。
「髭面」を探す4人ですが、彼は現在「レザーフェイス」が鋭意解体中…
あの家が怪しいと思った若者達は、ヒロインが「老人」の相手をしている間に「イケメン」が中に入り込みます。
しかし「老人」に気付かれてしまい、勝手に家の中に入られた事に激怒した彼は床を杖で叩いて合図を送り、
それに応えてチェーンソーを吹かしながら「レザーフェイス」が登場。
…リメイクではありますが、あの狂気が充満した作風を再現する事は出来なかったようです…
2人は別々に逃げ出しますが、追われる「イケメン」が片足を切り飛ばされて捕まってしまい(以下検閲削除)
森の中を逃げて「製粉所」に戻って来たヒロインは「チャラ子」と「メガネ」に説明する間もなく車を出そうとしますが、
現れた「保安官」に事情を説明し「イケメン」を助けてくれるよう懇願。
しかし「保安官」はヒロインの言葉に耳を貸さず、車の灰皿に麻薬を見つけて若者達を強圧的に取り調べ開始。
…こいつ、ニセ保安官だな?
「保安官」は「メガネ」を引っ立てて、車内で何があったのか再現してみせろ、と言い出します。
「メガネ」は「女性」が自殺した状況を実演するよう命令されて、渡された拳銃の銃口を咥えさせられ、
必死の勇気を振り絞って「メガネ」は「保安官」に拳銃を向けて引き金を引くのですが、弾丸は装填されておらず、
これを口実に「保安官」は「メガネ」を殺人未遂で連行してしまいます。
そしてパトカー内で「メガネ」に暴力を振るう「保安官」は無線で何者かに、
「製粉所へ向かえ、女2人が待っているぞ」と連絡。
…構成は元作品より凝っているけど、普通の作品になっていますね。
残されたヒロインと「チャラ子」は車で逃げ出そうとしますが、故障で走行不可となり、
追い打ちをかけるように「レザーフェイス」のチェーンソーが車体に叩きつけられます。
ヤツはルーフの上からチェーンソーを突き刺し、車内では2人が必死に凶悪な回転刃を避けるのですが、
「レザーフェイス」が引き裂かれたルーフから差しこんできた腕にヒロインが捕まってしまいます。
これを見た「チャラ子」が車から逃げ出しますが「レザーフェイス」が見逃すわけはなく、
ヤツはヒロインを車内に残して「チャラ子」をすぐに追い詰めてめった切り。
再び目標をヒロインに定めたヤツは、車内から脱兎の如く逃げ出す彼女を追跡。
そしてヒロインは、1軒のトレーラーハウスに逃げ込み、住人の2人の女性に助けを求めますが、
「あの子は、この辺じゃ悪さはしない」と訳知りの様子です。
そして彼女は2人から落ち着くようにお茶を飲まされ、そして意識混濁の末気絶。
…この2人、スタンドの店員です。と言う事は、この辺りの住人は全員「レザーフェイス」の親族か…
意識を取り戻したヒロインが連れ込まれたのは「レザーフェイス」の家。
…「レザーフェイス」が仮面を被るようになったのは、酷い皮膚病の顔を隠す目的だったようです。
ヒロインが放り込まれた地下室は、生々しい死体と白骨化した死体が放置された地獄その物の光景。
その中に、肉鉤に吊るされながらも息のある「イケメン」を見つけた彼女は、彼を助けようとしますが苦しめただけ。
そして彼女は「イケメン」の最後の願い「死なせてくれ」を実行し、泣き崩れます。
脱出しようと地下室を歩くヒロインは、今度は重傷の「メガネ」を見つけ、一緒に逃げようとしますが、
これに気付いた「レザーフェイス」が、またチェーンソーを吹かしながら地下室に下りて来ます。
外へ続く階段を上った2人は扉を閉め、どうにかヤツから距離を取り、ボロ小屋に逃げ込む事に成功。
しかしすぐに見つかり、ヤツは扉を切り裂いて侵入して来ます。
そして、捕まったヒロインを助けようとして「メガネ」が餌食となり、
今度こそ一人になったヒロインは小屋から脱出して一目散に逃げ出し、無論ヤツも彼女を追跡します。
有刺鉄線の柵をくぐろうとして転倒し、チェーンソーで自分の足を抉りながらもヤツは追跡を止めません。
次に彼女が逃げ込んだのは精肉工場で、執拗に追い縋るヤツから逃げる内に冷凍庫へ入り込んでしまいます。
そして彼女は置いてあった肉切り包丁を手に、ロッカー室へ。
上手く「レザーフェイス」の背後を取ったヒロインは、ヤツの右腕に何度も包丁を叩きつけ切り落とす事に成功。
…逆襲成功…やはりこのリメイクは成功とは言えないかな?
車道に出た彼女は走って来たトレーラーを停め、乗せてもらうのですが、
様子がおかしい事に気付いた運転手は例のスタンドに車を停めて、ヒロインを保護してもらおうとします。
そこにあの「保安官」も居合わせていて、またしてもヒロインに危機が迫りますが、
既にトレーラーから抜け出したヒロインは、誘拐されたと思われる「赤ん坊」を連れてパトカーに乗り込んでいて、
配線をショートさせてエンジンをかけ、急発進させて「保安官」を跳ね飛ばします。
彼女は何度も「保安官」を轢きつぶし、雨の降りしきる中、ついに脱出に成功。
途中で「レザーフェイス」の叩きつけるチェーンソーを車体に受けますが、狂人達の攻撃もここまで。
そして、30年前の記録映像から「レザーフェイス」の唯一の写真が公開されEND
大筋で「悪魔のいけにえ」リメイクと言える作品ではありましたが、
オリジナルの、心臓にどす黒く冷たい物を無理矢理注ぎ込まれる感覚からは程遠い完成度でした。
次回予告
「ビッグ・バグズ・パニック」
なし崩しもここまでやれば立派。
ご期待下さい。
[
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H&J さんのコメント (2010/05/28) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)] >めたこ様 コメントありがとうございます。 そうですか。ついにオリジナルを体験されましたか… あの圧倒的な狂気に満ちた世界を再現できる人間が出てくる事はまずないでしょう。 トビー・フーパー監督自身が撮影した続編にしろ、 影響を受けた監督が撮影した様々な亜流作品にしろ、 第一作目の足元にも及ばないのが現実ですから。 めたこ さんのコメント (2010/05/28) [編集/削除(書込み者/所有者が可能)] 実は最近、オリジナル版(日本語吹き替え)を見る機会がありまして、淡々と進む狂気の描写に背筋が凍る思いをしたばかりです。 あの独特の空気感をリメイクするのは至難の業かと思います。映像表現は進歩しても、あの雰囲気はなかなか…… |
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TITLE:テキサス・チェーンソー(悪魔のいけにえリメイク版)
DATE:2010/08/08 00:24
URL:http://www.accessup.org/pj/7_H_26amp_3BJ/20100527.html
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